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第4回<マザーカウンセリング1>

<第四回研修会>柴田先生2.JPG

会 期:2006年9月7日(木) 10:00~11:30
会 場:アイセル21
講 師:柴田 俊一先生(臨床心理士、浜松市子育て家庭支援センター 所長)
テーマ:マザーカウンセリング
演 題:子育ての現状と課題
     ~子育て中の親をサポートする意味~


以下、講演修了後に報告資料を掲載します。


講演会エビデンス、現在、作成中ですが、講座の受講生(ママバディ)が
お話の内容をまとめましたので、以下に明記しておきます。

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・サポートの必要性
 なぜ子育て支援と言わなければならないのか?  
   ・親子の対人関係
   ・聞き役の大切さ、話しを聞く事の意味
   ・お互いにコミュニケートする事
 <事例1>
  電話相談で「赤ちゃんにはいつから声かけをすればいいのか?
  喋らないし。分からないだろうからいつになったら話し掛ければいいですか???」
  という質問
       →今は当たり前が当たり前じゃ無くなってきている。 
        生の人間対人間のコミュニケーションが大事。

・崩壊する子育ての現状
 ★児童虐待の増加
   2004年32979件とものすごく増えた!! 
   通報しやすくなったからというのもあるだろう。
 ★ネグレクトの増加
   もともと子育てに関心がないのでなかなか改善するのが難しい。
 ★育児能力重要無形文化財
   50~70代の女性にしかない育児能力が伝承されていない
   核家族の中での子育てなのでどうやって子育てしていいかわからない。
   孫育て→祖父祖母が孫を育てる現状
 ★未熟な親
   自分の子供に噛み付く
   注目→逆転現象
 <事例2>
  幼稚園バスのなかでにぎやかしくあばれていた子供。母親の姿が見え
  ると急にお利口になってビシッとして先生に挨拶をして帰っていく。
  ・・・母親はオッカナイ存在で言う通りにしないといい事がないのでお利口にする。
  母親の方が緊張する存在。学校や幼稚園の方がリラックスできる。
  →それに気付かない母親。孤立した保育の現状に問題がある。
 ★ままごとの人気役
  昔はお母さん・・・今は犬!!
  犬の方がいい。お母さんのひざで寝て、好きなだけ食べて怒られない存在だから。
  (ある時幼稚園でみんなワンワン言い出した。(笑))

・暴力に彩られた人間関係の伝承
 ★暴力という爆弾をうけとって育つ子供
  その子は爆弾を持って育っていく・・・きれやすい子
  暴力は連鎖している
  ・・・子育て中こそ連鎖を断ち切る為に親をサポートしなければならない。 
  親を支える仕組みを作る。
 <事例3>
  親から暴力を受けた子が久しぶりに学校に登校した時、友達に「○○ひ
  さしぶり!」と背中を愛情の念をもってたたかれたが、振り向いた時は
  友達をボコボコにしていた。
  親子の居場所づくり→いろんな人が自然発生的に混ざる状況をつくること
 ★ひろば事業(drop in・・・ふらっとよるという意味。カナダの子育て支援を参考)
  子育て広場・・・市が依託した子育てサポーターが2名(やり過ぎずに見守る)
  モデリング学習の場
  ・・・他の母親をみて、「ああやっておしっこに連れていくんだ」とか
    「ああやってしかるといいんだ」とまねしたり混ざったりして平均化する。
 ★ピア・カウンセリングの場
  お母さんどうしが話し合って「みんな同じなんだ!!」と思う。        
  専門家の所に行くよりお母さんどうしの方がよい。
   →いろんな事をプログラム化しないで、やり過ぎないようにしなければならない。
  保育者が何かをやってしまうと、お母さんは遠巻きに見ていて任せてしまい、
  何もやらなくなる。
  運転席は母親で助手席に支援者が座り、母親達が自分から何かをするのをまつ。

・次世代の親の準備教育
 次世代育成支援対策推進法
 ★赤ちゃん体験学習
  中学生が赤ちゃんと接する・・・自分の子供時代はどうだったのだろう?と考える。
  親になる為の予防接種的なもの。
    赤ちゃんのやわらかさやにおい等を知る
      →中学生にも利益
    母親もみんなニコニコ嬉しく帰っていく
      →どんな赤ちゃんも「かわいいかわいい」と言ってもらえる。
        自分の子育ては間違ってないことを証明してもらえる
    (小5理科の教科書におたまじゃくしを観察するか赤ちゃんを観察するかと
     載っている)
 ★カナダの親教育プログラム
  Nobody's Perfect「完璧な親なんていない」
  参加してたくさんしゃべる。
  NPをしたら実施前と実施後では
   ・育児不安の解消
   ・自分の事が分かるようになってきた   
   ・子供から遠ざかっていたり背を向いていた人が子供の近くで向き合えるよう
  になったと効果があった

・NPOの発想
 ★消防団(火消し)の住民自治
   →やれる事は地域でやろうよという意味
     地域の人と交ざる
    赤ちゃんは地域の人と交ざりながら育てた方がいい。
 ★ドゥ-ラ-(ギリシャ語)
   子育て集団 →メスざるが赤ちゃんをだっこしているとたくさんのさるが「赤ちゃん抱かせて」と
   集まってくる。赤ちゃんの周りにはたくさんのいろんな人が集まってくる。
   人間ももともとそういうものだ。

         

子育て講演会

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